マニエラの哲学

多趣味人間「忍野」がその思想を語り尽くします。ネタとマジメは紙一重。

ホワイトアルバム2をプレイしていく(雪菜編)

前記事:

kanzaki773.hatenablog.com

 

ご無沙汰しています。忍野です。

大阪に帰ってきてからすぐに雪菜ルートをプレイしたのですが、記事を書くのが遅れてしまいました。

今回もネタバレなし・ネタバレありに分けて書いていきたいと思います。

 

 

ネタバレなし感想

小木曽雪菜は、主人公と同じ大学に通う大学3年生です。

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小木曽雪菜

本人と家族は無自覚ですが、周りの誰しもが認める最強の美貌を持つ学園のアイドルです。

主人公とは高校時代からの付き合いであり、実は高校時代に主人公と付き合っていたという過去があります。

高校卒業直後に発生したあるトラブルがきっかけで、主人公とは少し複雑な関係になってしまいます。

大学入学時は主人公と雪菜は同じ学科だったのですが、雪菜に対して罪悪感を抱いていた主人公は自ら転科してしまいます。それからは雪菜と距離を置くようになり、学校でも話す機会が訪れない状態が続いていました。

closing chapter(以下cc)を通して、雪菜と主人公は、親友の武也や依緒の手助けもありメールのやりとりなどで距離を再び縮めていきます。そして最終的には…という話になります。

 

今、ストーリーで起きたことを淡々とつづっていたのですが、雪菜ルートにはネタバレなしでは書ききれない内容がとてもたくさんあります。小木曽雪菜という人間は、高校時代に主人公との間にあった因縁をとても深く考えており、主人公と距離を置いていた3年間、常に不安定な精神状態にありました。本ルートではそれらの因縁を非常にゆっくりとほぐしていき、雪菜が前向きになっていく様子が描かれています。

 

親友の武也と依緒や、小木曽家の人間がとても温かいこともこのルートを際立たせています。我々プレイヤーとしては、ついに、この最も罪悪感を感じずに済む小木曽雪菜を選べるのです。

 

そしてこのルートには最後の最後にとんでもない仕掛けがあります。

 

それは皆さんの目で確かめてみてください。

また「ネタバレなし感想」に関しては今回の記事が最後になります。私の記事で少しでも気になった方がいらっしゃったら、今だとDL版がFANZAで¥6,600で購入できますので実際にプレイしてみてください。容量は約8GBです。後悔はさせません。人生で1度はやった方がいいゲームだと私も思います。商品ページ貼っておきます。

https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/aquap_0019/?item=FQJXWAtTHVNJEFBIbAZWBlg_

 

ネタバレあり感想

お疲れ様です。雪菜ルートを終え、EDが流れている最中に

「ああ、いい話だったなぁ~」

と感傷に浸っていたところ、最後の最後にとんでもないことになり、とにかくすぐにセーブして何も見なかったことにしています。少し日が開いてしまいましたので、当時の記憶を思い出せる範囲で吐き出していきたいと思います。

例のシーンに関しては最後の方でまた言及します。

 

雪菜ルートの感想の前に、introductory chapter(以下ic)の2週目の感想を簡単に書きたいと思います。

ccでサブヒロイン3人のルートをクリアしたのち、「イベントが追加されている」とのことだったので一度icをやり直しました。

ic2週目では瀬能千晶がガッツリ登場しています。武也が前に千晶に告白したらしく、

「それなら春希の家のドア前で出くわした時にすぐに思い出せよ」

などと思ったのですが、武也にとってはパンの1枚に過ぎず、どちらかというと「宇宙人」という千晶の異常性について重要視していたようです。

 

またかずさ関連のシーンがとても増えていました。麻里ルートで"冬馬曜子のコンサートに行っていたらどうなっていたか"が描かれていたので、そのための回収なのかな?と思います。

かずさの追加シーンはとても見ていてしんどかったです。ライブ直後に何があったのか、ということは雪菜の発言から軽く察していましたが、ここできっちり回収されます。

個人的に一番心に刺さったのは旅行後に2人と別れてから車の運転席で泣いているかずさの1枚絵です。あとはかずさが急に海外へ行くことになったのかが描かれています。母・曜子との食事のシーンでも泣いていたかずさを見て胸が痛くなりました。

私は個人的にかずさ寄りなので、かずさルートが楽しみです。

 

このゲームをプレイしていて度々感じるのですが、彼らの関係がボロボロになってしまった原因は「タイミングの悪さ」などの運要素にもありますが、一番はこの特殊過ぎる交友関係だと思っています。

一番の原因は間違いなく春希です。というのも、恋愛漫画の主人公などは意外と爽やかでサバサバしているイケメンだと思うのですが、春希は罪悪感をきっちり味わっているため雪菜に踏み出せないんですよね。だからといって

「じゃあ、かずさに踏み出せよ」

とならないのがこの話の難しいところ。春希が本当に好きなのはかずさであるはずなのに、なぜかic2週目をプレイした後であっても、ccで冬馬曜子のコンサートに行くことはできませんでした。

 

長くなりましたが、以下雪菜ルートの感想です。

 

今までのルートとは異なり、雪菜ルートでは誰よりも雪菜を優先しなくてはなりませんでした。

というのも、今までのルートでは千晶を家に泊めようが小春を家まで送ろうが何のお咎めもなかったのですが、そのような選択肢を取ると雪菜関連のフラグが踏めなくなてしまいます。なのでゲームとして普通に一番難易度の高いルートだったと感じました。

 

雪菜ルートでも言えることとして、あまり道中の会話に変化が起きなかったことが挙げられます。個人的にはクリスマスイベントに何かしらの変化が起こるかもしれないと思っていたのですが、そのようなこともなく春希は振られてしまいます。

 

しかし雪菜一筋の本ルートでは、すぐには雪菜のことを忘れられず、家に来た千晶や電話をしてくれた麻里、相談に乗ってくれた小春にもきっちりと雪菜に向き合う宣言をします。依緒の電話を借りて雪菜に堂々と告白しましたよね。

 

個人的には美穂子をきっぱりと振るシーンでの小春が見ていて辛かったです。

 

そして何故かギターの練習を始める春希。そのころには雪菜との関係も通話ができるほどには回復しており、毎晩雪菜に練習したギターを聴いてもらいます。

 

その頃雪菜は大学で高校時代の後輩である朋に絡まれており、つらい思いをしていました。本人はつらいと思っていない様子だと描かれるのですが、あの時の朋のムーブは流石に見ていてとても腹が立ちました。

 

ある日春希は"練習した曲"を雪菜に聴いてほしいといいます。

そして演奏したのが「届かない恋」

「それはアカンでしょー」

と思ったのも束の間、雪菜から「やめて!」と言われてしまいます。

何してんねんこいつ。

 

そして朋も雪菜を騙し、雪菜に大学のバレンタインイベントのライブで「届かない恋」を歌わせるように仕向けます。いや、流石に雪菜が可哀想すぎる。間違いなく名曲なのですが、この曲の真の意味を知っている人間が雪菜と春希と恐らく武也、だけなのがまた悪い方向に向いてしまっています。

 

そして行方不明になっていた雪菜を探し出した春希。

そこで歌は嫌いかと聞いた春希に対し、雪菜は

「あなたを好きでい続けるために、歌の方を嫌いになったの」

と答えます。そりゃそうだ、と。歌うたびにあの時のライブがフラッシュバックし、当然その後に起きたことまで思い出させてしまいます。雪菜にとっては、あのライブは最早いい思い出ではありませんでした。雪菜は、もしまた歌ったらあなたのことを嫌いになってしまうかもしれないと言います。

 

その日の夜、雪菜は春希の家に行きます。

そこで雪菜は春希を誘うのですが、それが彼女の逃げであると気づいた春希は雪菜の目の前で「届かない恋」を弾き始めます。春希は、

「俺が世界で一番好きなのは、俺の前で、楽しそうに歌う雪菜だから」

と言って、雪菜とライブに参加したい旨を打ち明けます。

 

そして葛藤はあったものの、二人はライブに参加することに。

このシーン、個人的には春希側にも葛藤があったのではないかと思っています。雪菜は「この歌を歌ったら春希のことを嫌いになるかも」と考えているのと同様に、春希は「この歌をライブで演奏したらかずさのことを思い出してしまうかも」と考えていたのではないでしょうか。今の春希と雪菜なら大丈夫だ、ということを確認するためにライブに出たがっていたのではないかと感じます。

 

またもやギリギリのスケジュールで練習し、本番を迎えます。ライブは成功し、喝采

朋も号泣していましたが、以前のムーブがウザすぎて何も感じませんでしたがw

実は本番直前、雪菜から

「コンサートが終わったら…わたしを、無理やり奪ってください」

と告げられていたことが明かされ、その夜二人は結ばれます。

 

ところで、雪菜ルートではHシーンがなかなか出てこないと思っていたのですが、かなりクライマックスなシーンだったので、なんとなくこれ以降はHシーンがなさそうだと感じていました。なので

「あ、これ5回戦くらい行けるな、行け」

などと考えていたのですが、まさかの的中でしたね。まあ4回戦でしたが。

 

さて2/14になり、小木曽家で雪菜の誕生日パーティーが開かれます。パーティーには武也と依緒だけでなく、孝宏のクラスメイト(小春のイツメン)たちや朋も参加していました。そこで春希は、高校時代に渡せなかったリングを雪菜に渡し、それを雪菜が左手の薬指に着けているカットで、みんなで雪を見ながらEDへ。

 

ここまでプレイして、やはり雪菜ルートが一番気持ちよく終われたな、と感じました。

毎度恒例のランキングですが、心が痛かった順に

「麻里ルート」→「千晶ルート」→「小春ルート」→「雪菜ルート」

ですかね。今まで見て見ぬふりをしてきた雪菜に対し、本ルートでは真っ向から立ち向かうことができたので、武也や依緒に対しても許された気分でした。

 

このまま終わったのならな…

 

最終章(coda)へ

まず、お時間のある方はよかったらこの動画をご覧ください。私がcc雪菜ルートクリア直後のダイレクトな反応になります。

これを見れば大体私が言いたいことはわかると思います。私の声が入っているので、そういうのが苦手な方はご注意ください。

youtu.be

 

以前にもお話しした通り、私はこの作品をレビュー動画などで知りました。そのため最終章が存在していること、かずさルートが存在していることは知っていました。

なのでED明けに話が続いていた時は

「ほかのサブヒロインでもあったしエピローグだよな」

という気持ちと、

「まさか…な…」

という不安の籠った気持ちの両方でした。

なんならそもそもDL版ではcodaがプレイできないとまで思っていたため、このゲームをまだまだ遊ぶことができて嬉しい気持ちはありますが、、

 

先程言ったように、最初から春希がかずさを選んでいればこんなことにはならなかったのです。しかし高校卒業と同時にウイーンに行くでもなし、冬馬曜子のコンサートに行くでもなしで、ccまでにかずさと結ばれる結末はありませんでした。

 

麻里の記事でも書きましたが、icの2週目をしても雪菜ルートをプレイしても冬馬曜子のコンサートに行くことはできませんでした。

流石に攻略記事的なものを見てみようと調べたところ、知恵袋にこのような内容が…

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

ああ、なるほどな、と思いました。

つまりまだまだプレイヤーを楽にはしてやらんぞ、ということです。誰であろうとしっかり雪菜ルートをクリアしたうえで挑んでね、と。

これは雪菜推しにもかずさ推しにもぶっ刺さる展開です。

 

雪菜推しに対しては、

「やっほー、私のこと覚えてる~?」

と彼氏に近寄る元カノのように。

 

かずさ推しに対しては、

「あんた、誰よその女」

と浮気がバレてしまった時のように。

 

かずさとは高校時代に肉体関係を持ってしまっている春希ですが、どうにもこうにも、雪菜とも肉体関係を持った後でないとかずさには再開させてもらえないんですかね。

私はcodaに突入した次のシーンでセーブし、そこからプレイしていないのでまだなんとも言えませんが、とても楽しみです。

どちらのルートに行くにしても、相当覚悟を決める必要がありそうですからね。

 

ちなみに多くの方が

「かずさルート」→「雪菜ルート」

の順番を勧めているので、私もその順番でプレイしてみたいと思います。まだ確定ではないですが。

 

近いうちに更新します。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。

 

次記事:

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ホワイトアルバム2をプレイしていく(麻里編)

前記事:

kanzaki773.hatenablog.com

 

ご無沙汰しています。忍野です。

今回もホワイトアルバム2の感想を書いていきます。

毎度のことですが、ネタバレなしの感想と、ネタバレありの感想に分けて書いていきます。

 

 

ネタバレなし感想

風岡麻里は、主人公のアルバイト(ほぼ研修)先である出版社の直属の上司にあたる人物です。

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風岡麻里

彼女は度を超えた仕事人間であり、能力もあるので部下や同僚からは慕われています。また自分の体調よりも仕事を優先してしまうこともあり、多くのキャラから心配されています。「カッコいいお姉さん」ポジのキャラクターになります。

 

主人公は非常に有能なので、仕事面では職場でもかなり信用されており、麻里とも仲良くなっていきます。

 

そんな中クリスマスイブに悲しいことがあった主人公は、麻里に対し抑えきれない欲求をぶつけてしまいます。

 

それから物語はいろいろな方向にぶつかりながらも動き出してきます。

 

個人的な感想としては、本ルートは最も気持ちの浮き沈みが激しかったと感じました。リアルタイムな感想として、

麻里ルート序盤:「ええやん、麻里さんかわいいやん」

麻里ルート中盤:「なんだよこれ…胃が痛すぎる…」

麻里ルート終盤:「おああああああああああああああああああああ」

という感じでしたね。中盤をプレイしている最中あまりにも胃が痛すぎて、その分終盤での盛り返しが大事になってきます。

最後の最後は、

「これシュタインズゲートかな?」

というくらい綺麗な伏線回収と答え合わせをしてくれます。

 

ネタバレなしで言えるのはこの辺まででしょうか。

気になった方は是非実際にプレイしてみてくださいね!

 

ネタバレあり感想

私情なのですが実家に帰省していまして、実家なので流石に夜中にしかWA2をプレイできず、麻里ルートを攻略するまでに時間がかかってしまいました。

WA2のデータファイルの場所がわからず、仕方なくWA2のプログラムファイルを全部持っていくか~とか考えたのですが、たまたま持っていたUSBが7.2GBしか容量がなくて結局持っていくことができず、、、

と、不手際も多く、実家に置いておいたノートPCにデータ移行ができませんでした。なのでテキストのスキップ機能を駆使し、何とかintroductory chapter(以下ic)とclosing chapter(以下cc)の千晶ルート・小春ルートを駆け抜けました。そうして何とか麻里ルートをプレイ、クリアすることができました。

 

この記事を書いている途中で発見したのですが、

"C:>ユーザー>USER>ドキュメント>Leaf>WHITE ALBUM 2"

がデータファイルっぽいですね。

 

いきなり話がそれてしまいましたが、以下、麻里ルートのリアルタイムな感想を書いていきたいと思います。

 

麻里ルートでは小春ルートに比べて途中の変化が大きかったように感じました。

基本的には麻里との会話が増え、例のクリスマスイブでのイベントまでに麻里とある程度いちゃつき始めます。

ところがクリスマスイベント後の麻里との会話の中で、春希も麻里も思っていることを口に出さなさ過ぎてお互いに

「おい、お前らいつになったら気づくねん!w」

という状況に。ここはプレイしていてかなりもどかしかったです。

 

他のサブヒロインルート同様、麻里に春希の心の傷を癒してもらう展開に。

しかし、初めてのHシーンがあんなものになるとは。

「警察に出頭してきます!」

ってなんですか。麻里は子供を作りたくないという理由で挿入を拒否していたため、春希はレ〇プしてしまったと考えます。

けれど麻里も春希に対して気があって、親友の佐和子の協力もあり、自身で避妊を行うことに。

結果、春希と麻里は愛人のような関係になります。これは他のルートと比べても珍しかったと思います。

 

この段階で、春希は

「雪菜の存在」

を、麻里は

アメリカへの転勤」

をお互いに隠している状態です。

 

ところで本ルートでは佐和子の存在がとても大きかったと感じました。春希にとっての武也のように、佐和子は麻里にとって気の置けない友人であり、麻里がプライベートで最も信頼している存在なので、春希のことに関してもお互いのメッセンジャーとして活躍してくれました。

 

少し脱線してしまいましたが、結局真面目な春希は麻里に対して(まあこれは自分に対して、というのが正解なのかもしれませんが)正しくあるために、雪菜のことを振ろうとするのですが、雪菜は明らかに勘づいているかのようにスケジュールを合わせてくれません。ここの雪菜は若干うざかったですね。メールの応酬だけのシーンは見ていて少し不快でした。

 

結局取り付けたスケジュールは雪菜の誕生日であり、その日は元々麻里とも予定があったため、クソデカ溜息しか出てきませんでした。

雪菜は春希にとって恋愛感情を抜きにしても特別な存在であり、春希は雪菜を優先して麻里をかなり待たせてしまいます。

その結果麻里はとても落ち込み、春希と大喧嘩。ほぼ破局状態になってしまいます。

 

麻里はアメリカに行くかどうかの瀬戸際であり、春希に頼み込まれた場合、辞退することも検討していました。しかし春希に裏切られた思いから、麻里がアメリカに行くことがほとんど確定してしまいます。

 

なんといってもここが個人的にキツかったです。

私は麻里に同情してしまい、春希のこういったことに対する不器用さに対してかなり文句を言っていたと思います。

 

それからは胃の痛い期間が続きます。

 

佐和子に春希が怒られるシーンなどは、とてもやるせない思いでした。

千晶ルートや小春ルートで武也がヒロインたちに対して怒りをあらわにするシーンを思い出しました。

 

佐和子は「それでも春希が好きだ」という麻里の本心をわかっているので、春希に対して、

「麻里は3月に一度帰国する、そこがよりを戻すラストチャンスである」

ことを告げます。

 

ところで、武也からも雪菜とのことを心配されていた春希は、武也と依緒の計らいから雪菜たちとスキー旅行に行くことに。この時点で2/28です。

そこで春希は雪菜に対してきっぱりと別れを伝えるのですが、ここで事件が発生。

なんと現在麻里が帰国しており、明日3/1に再び渡米するとのことでした。

 

3月中、ということは把握していた春希ですが、まさかの日程であり不運の最中。

 

そして春希は旅行の最中に、何としてでも麻里に会いに行くことを決意します。

 

佐和子と話していた麻里は、

「春希が来なかったらどうしよう」

と相談します。飛行機の搭乗時刻をタイムリミットとしていた麻里。運悪く当日は東京は大雪であり、交通のダイヤは乱れていました。

佐和子は春希の状況を知っており、今日はたまたま不運が重なっているということをフェアに伝えます。しかし麻里の決断は固く、

「来るか来ないか、それはもう運命」

と言います。

ここは重かったですね。新海誠先生の映画を好きで観てきた私としては、心に突き刺さるセリフでした。

 

春希は佐和子に対して、

「絶対に麻里さんに会いに行きます」

と宣言していました。

なぜかここのセリフには重みが感じられ、

「ああ、じゃ春希は麻里に会えるんやな」

と直感しました。

 

そして飛行機も飛ぶか飛ばないかの瀬戸際だったのですが、滑走路の除雪が終了した旨のアナウンスが鳴り、状況は最悪の方向に傾いていきます。

 

もうただただ胃が痛くてならない。

 

そして佐和子は

「けれど、もし春希が来たならそれも運命よね?」

と麻里に言います。

しかし春希が到着することなく、搭乗時刻に。

「おいおいおいおいおいおいおいおいおい」

と思ったのもつかの間、なんとEDに入ってしまいます。

 

いや、もう胃が痛い。

 

何の時間だよと。

 

他のルートでは確定演出の後にEDに入っていたため、ED「優しい噓」はプレイヤーが余韻に浸る時間だと思っていました。

しかし本ルートではまるで違う。

ただ胃がキリキリする状態で過ごすEDなんてたまったもんじゃない。

「早く終わってくれ」

以外の感想になりません。

それこそ新海誠先生の作品が頭によぎります。

 

そしてED後。のシーン。

 

正直、言葉になりませんでした。

 

いい意味で。

 

まさかここまで綺麗に回収してくるとは。

なぜか麻里と再会を果たした春希。

しかしそれは成田空港ではなく、ニューヨークでした。

 

なんと春希は佐和子に協力してもらい、中部空港から予めアメリカに向けて飛んでいました。

「麻里さんよりも先に、俺は日本を離れていた。」

これを聞いたときには

「うわぁぁ、してやられた」

と。

最後の

「間に合いましたね、俺」

でトドメ。天才やろ。時差トリックとか死角からの一撃過ぎましたね。

 

なんかもう、シュタインズゲート並みに気持ちよかったです。

 

全体を通して、個人的に一番しんどいルートだったと思います

しかし、一番終わり方が気持ちよかったルートでした

強いて言うなら、スキー旅行のシーンであまりにも麻里が出てこなかったため、

「これ本当に麻里ルートか?」

という状態になっていたのが惜しかったです。まあこれも胃が痛い要因の一つだったのですが。

 

今のところですが、キツかった順に

麻里→千晶→小春

と個人的には感じています。

 

最後に一点、気になったシーンがありました。

春希にご指名で冬馬曜子のコンサートチケットが届いたシーン。

ここではなんと選択肢がありましたよね。

麻里ルートの1週目では「コンサートに行く」という選択肢を選べなかったのですが、もしこれを選べているとかずさに会えたりするのでしょうか。あとで実際にプレイしてみたいと思います。まあ恐らく何らかの理由でコンサートには参加できず、かずさに会えない気がしますが。

 

さて、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

私は千晶→小春→麻里の順番にプレイしたのですが、聞いた話だとこれは丸戸先生がシナリオを書いた順番だったらしく、特に事前情報があったわけではないのですが、少し嬉しく思いました。

次回からはメインヒロインの攻略に入ってまいります。

雪菜ルートを計画しております。個人的にはかずさを最後にしたいと思っています。

次回の更新がいつになるかは今のところ未定ですが、今週中にはなると思います。

 

それではまた。

 

次記事:

kanzaki773.hatenablog.com

ホワイトアルバム2をプレイしていく(小春編)

前記事:

kanzaki773.hatenablog.com

 

ご無沙汰しております。忍野です。

この記事では前回に引き続きホワイトアルバム2をプレイした感想を書いております。

今回は小春編ということで、小春ルートの感想になります。

 

ここまでintroductory chapter(以下ic)についての感想をまとめた記事、closing chapter(以下cc)の千晶編についての感想をまとめた記事をそれぞれ投稿しておりますので、気になる方はそちらからご覧ください。

 

今回もネタバレなしのパートと、ネタバレありのパートの2つに分けて進めていこうと思います。最後にネタバレありルートを読んでいただいた方向けの番外編を用意しております。

 

 

ネタバレなし感想

杉浦小春は主人公の通っていた高校である峰城大付属高校に通う高校3年生です。

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杉浦小春

 

主人公はccの冒頭で、アルバイトで塾講師として教えていた生徒の一人である高3の美穂子から彼女はいないのか、と聞かれ、「いない」と答えた主人公は彼女から告白されます。しかし主人公は「それは君の勘違いだ。」と一蹴し、むげにします。

 

小春は美穂子の親友であり、何とか解決しようと考えた小春は主人公を大学の校門で出待ちし、接点を持つことになります。

 

小春は主人公に対し、

「なぜ美穂子の告白を冷たくあしらったのか?」

「本当は恋人がいたのではないか?」

などを問い詰めますが、icで語られる3年前に大失恋をした主人公にとって、恋愛が未だに心の傷であり、部外者にとやかく言われる筋合いはないと撥ねつけられます。

 

ところで小春はクラスの仲良しグループで卒業旅行に行く計画があり、お金が必要になります。そこで小春はファミリーレストランでアルバイトをすることになったのですが、その店はかつて主人公が働いており、彼が未だにヘルプを頼まれるほどに主人公と密接な関係のある店でした。

そこで主人公と小春はたまたま鉢合わせてしまい…

 

と、このように小春は主人公とかかわっていくことになります。

 

物語の中で、小春と主人公の性格が似ている、と周りのキャラから言われるシーンが多くあり、小春は主人公同様かなりのお節介で真面目なキャラをしています。主人公同様、実際に過去にクラス委員をやっていました。また小春はテニス部の副部長を務めており、スポーツも得意です。

 

バイトが同じこともあり、美穂子についても真面目な小春は主人公と話す機会が増えていきます。

 

そんな中、件の美穂子から

「小春が北原先生(主人公)と話していたって聞いたんだけど…」

と言われてしまい、物語はややこしい方向へ向かっていきます。

 

プレイしているときの感想としては

小春ルート初期:

「ふんふん、そんな感じね。まぁええんちゃう」

小春ルート中盤:

「ああ、こういう感じのつらい話か…」

小春ルート終盤:

うっ(メンタルが良くも悪くも揺さぶられ過ぎて崩れる音)」

 

といった感じでした。個人的にはかなりまとまった、良い終わり方だったと思います。

 

ネタバレなしで語れるのはこの辺まででしょうか。

気になる方は是非実際にプレイしてみてくださいね!

 

ネタバレあり感想

さて、この記事を書いているのはプレイした日の夜中(もはや朝)であり、賢者タイム(ゲームの)も冷めてきたころ合いです。

この記事でも前回感じたことなどを含めながらリアルタイムな感想を書いていきたいと思います。

 

小春ルートでは千晶ルートほど前情報の動きが少なかったですよね。

そのぶん、クリスマスに雪菜と分かれてからの物語が長いように感じました。

 

春希は千晶編と同様に、形は違えど小春(アルバイト)を逃げ道にします。

 

そしてクリスマスの日に雪菜とうまくいかなかったことを小春に詳しく話し、小春から

北原先輩は何も悪くないじゃない!!

という反応を返されます。

 

ここは性格の似ている小春だからこそ、感じ取れた正常なことであり、正論でした。

 

しかし恋愛に正論が通用しないことを身をもって知っている春希は、この時点では小春はかわいい後輩くらいに感じていたでしょうか。春希的に愛着がわいてきたころ合いだったのかな?と思います。

 

小春は春希と2人きりで会っていたのに軽い嘘をつき、たまたま現場を目撃していた美穂子がまたも病んでしまいます。プレイ中は

 

「美穂子ダリィィィィィ」

 

と思っていました。美穂子推しの皆様には申し訳ないのですが、作中でもかなり嫌いなキャラになってしまいました。まぁでも初恋をした女子高校生でああいう子もいるのかもしれませんね。

 

そして今まで小春の見方をしてくれていた仲間2人も、

「でもそれは小春が悪いんじゃ、、」

みたいな反応を示します。

 

「お前ら真面目かよ!ww」

 

と思いました。お前ら普通に事実を見て客観的に誰が正しくて誰が間違っているのか見極められるんかい!そんな顔してないのに、とド偏見ながらいろいろ感じました。

 

さらには春希とキスしているところを(恐らく仲間の一人に)見られ、クラス、学年を巻き込んでのスキャンダルになってしまい、小春は陰でビッチの烙印を押されてしまいます。

 

そんな中、春希は雪菜宅で開かれる誕生日パーティーに招待されるのですが、天才武也によって

「コイツ、最近小春と仲良くしてんじゃないの?」

と勘繰られてしまい、

「お前絶対パーティー来いよ」

と言われます。しかし小春を選ぶ春希。そして小春と肉体関係を持ってしまっていた春希は小春と3日間、部屋で過ごします。

 

ここで雪菜にしっかりとクリスマスプレゼントを贈っていた春希。抜かりない。

 

ローストビーフの下りなどは割愛しますが、小春の春希に対する気持ちがうかがえます。またこれをきっかけに、春希には雪菜しかいないのではないのか?と小春は考えるようになってしまいます。

 

学校に居場所がなくなりつつある小春は、バイト先にこもるようになります。

バイト先に関しては

「バ先の人たち優しすぎるッ!!」

と感じましたね。

春希や小春のことはからかう程度で詮索などはせず、かといって2人を信頼しているので本ルートの癒しでした。

 

ところで、ホームパーティーでは雪菜の弟である孝宏がある相談を参加者にしていました。

「最近クラスの雰囲気が悪い」

孝宏は小春と同じクラスだったんですよね。

 

孝宏についてはここでは語りつくせません。最後に書きます。

本ルートの裏主人公と言っても過言ではないでしょう。

 

そのホームパーティーには武也と依緒も参加していました。

そしてことの経緯をほぼすべて知っている彼らは、悔しい気持ちでいっぱいだったのです。

 

話を聞いた武也から、春希は親友として強く叱られます。

これは恐らくなんですが、麻里ルートでもあるシーンなのでしょう。しかしこれらは武也や依緒のエゴではなく、彼らが春希を思って叱ってくれていることなのです。

 

メタい話をすると、私が春希だったら雪菜と付き合っていますよね。これは雪菜推しとかの話ではなく、一般的に考えたらそうなるのではないか、という私の考えです。(ここでは多くの人が実際に同じ状況で、少なくともサブヒロインを選ばないと考えてみてください。)

しかしサブヒロインルートでは春希(プレイヤー)が選んでいるのは雪菜意外の女性。ゲーム性としては仕方がない。当然雪菜には苦しい選択をプレイヤー側は迫られます。

 

つまり何が言いたいのかというと、この親友から怒られるシーンは春希を通り越してプレイしている自分が叱られている気分になるんですよね。

これ毎回は流石にキツいです。私にも人の心あるので。

 

さらには小春ルートでは依緒は登場しません。恐らく見放されたのでしょう。

だからこそ叱ってくれた武也が唯一無二であり、我々の最後の砦です。武也は俺が守る。

 

さて、小春は卒業迫る中、春希とともに、梨穂子・学校・家族などみんなを傷つけない選択をとることにします。

紆余曲折あったのですが、この選択に至る過程のシーンでは流石に俺ガイルの

「ほら、簡単だろ。誰も傷つかない世界の完成だ。」

というセリフを思い出しましたね。

先の"みんなを傷つけない選択"は春希と小春が一緒に考えたことになっていますが、よくもまぁうまくいったものですよね。「小春が真面目な生徒だった」ということが見事に伏線になっていました。

・小春が峰城大への推薦入学を辞退し、これによって美穂子は心置きなく峰城大へ推薦入学できる

・小春は持ち前の裁量で、どうにかして一般入試合格に間に合わせる

・美穂子の母親を説得し、美穂子には手紙という形で謝罪と覚悟を述べる

これらをすべて成し遂げます。

 

終盤の感想として、画面に向かって叫んだことを挙げていきたいと思います。

 

まずは小春の一般入学試験直後の雪菜との会話シーン。ここで小春は雪菜に対し、春希のことまで含めた激励をされます。直後に明かされる伏線回収。春希が酒を飲んでいた日に雪菜を振っていたことが明かされます。

これまで何度も「あとだし」をされていたので、どこかで春希が雪菜を振るシーンが来ると予想はしていたのですが、最後の最後にあんな一枚絵を出されたらたまったものではありません。

「これはズルいよぉ…」

という言葉しか出てきませんでしたね。

何より、本来振られた状況で涙する、激励の状況で笑って送り出す、ものですよね。なのになぜ…

「雪菜、お前はなぜ最後まで春希に弱いところを見せないんだよぉッ!!」

まさかの逆。振られた後に春希を送り出す雪菜は笑っていて、小春を激励した後の雪菜は泣いていました。これはcc始まって以来一番心に刺さった一枚絵ですね。

 

次にED直前に

「そういえば俺がずっと小春に言ってなかったこと」

として、春希は面と向かって小春に対して一度も「好きだ」と言っていなかったことが再確認されます。しかしED直後にいきなり、

「愛してる」

って、どんな匂わせだよ、と。EDの間に何があったのかは語られないですが、"語るに無粋な"と言いますか、こういった手法は個人的に大好きです。特に本ルートでは多く用いられていたように感じます。

 

最後に、春希が小春に対して

「これでやっと卒業旅行に行けるな」

といったシーン。

「卒業式はもうとっくに終わってますよ」

と返す小春。

 

ここで、これから先の展開の一つに思い当ってしまった私。

 

シーンが切り替わり、美穂子を含めた小春の仲良しグループだったメンバーたちが小春の大学合格を祝福し、卒業旅行に誘おうとしているかのようなシーンに。(ここでは小春との会話自体はなかったので。)

私は思わず叫んでいました。

 

「春希、天才かよおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

まぁこれも明らかに語られてはいないのですが、春希か孝宏あたりが根回ししていたのに違いないでしょう。

 

叫んだのはこの辺りまででしょうか。

 

このようにまとめてみると、ルートを通しての感想としては一番スッキリとした終わりだったのではないかと思います。まぁ雪菜という一点を除いて。

 

最後に、本ルートの裏主人公であるところの小木曾孝宏とは何者だったのか、について話していきたいと思います。

 

まあ一言で言って神ですね。

 

・芯の強さは春希と同等

・クレバーさは春希より下

・スマートさは春希より上

 

というスペックをしています。ここでは使い方が少し違いますが、

クレバー:本質的な用意周到さ

(例:春希は推薦で大学に行けた、孝宏は推薦にかからずに一般受験、またパーティーに誘うという回りくどい方法でクラスの問題の解決を試みた)

スマート:シンプルな問題解決能力

(例:春希はすべて考え過ぎてしまい面倒くさい、孝宏は自分の気持ちに正直に小春を助けたかった、また抱えこまずにパーティー参加者に相談した)

これらを指しています。

また最後の方で語られますが、校内では女子からかなり人気だったようですね。まあこれだけの格がありながら遺伝子的に小木曽雪菜の弟ですので、まあそうなりますよね。

 

自分が最も恐れていた展開は、孝宏が春希と小春のしていることに気付いてしまうのではないか、転じて春希と雪菜はもう付き合っていないと気づいてしまうのではないかということです。

流石に孝宏に悲しい顔をさせたくはありませんでした。この展開が無くてよかったです。

 

また本ルートでは孝宏が峰城大に受かったのかどうかが明かされません。まあ恐らく受かっているのですが。

元はと言えば春希と小春が起こしたクラスの揉め事のせいで不合格だったらいたたまれないです。

とはいえあれだけの困難があった中、クラスの問題と自身の入試をいい方向に傾けられた凄まじいキャラだと思います。

 

ここからは番外編、ということで。

 

最後に「孝宏、亜子の彼氏説」について検証していきたいと思います。

 

孝宏が亜子たちと絡むきっかけが元々あまり無いとすると、今回は小春のグループに大きな問題が生じたこと、ひいては我々が小春ルートを選んだことによって、亜子との

「私も第2ボタンもらっていい?」

という会話が生じています。

その後の展開で亜子に彼氏がいることが判明するのですが、ここでまず"彼氏が孝宏ではない"と仮定しましょう。亜子たちは小春を当時叶わなかった卒業旅行に誘うのですが、これを小春が知る前から春希は知っている節がありました

しかし仮定が正しいと、春希がこの情報を知っている可能性は限りなく低いんですよね。春希は梨穂子とは話せず、梨穂子の母ともほぼ面識がなく(手紙は小春が直接梨穂子の母に渡している)、当然仲良しグループの子たちとも面識がありません。

唯一の可能性として、彼女たちの同級生だった孝宏がたまたま知っていたというケースだと思うのですが、それを(雪菜と別れたことで)ほぼ無関係になってしまった春希に伝えるでしょうか。可能性はあると思いますが。

 

ですが"彼氏が孝宏である"と考えると、孝宏としても「彼女の問題」としてより近く感じ、春希と連絡をとりあうことが自然になります。

「雪菜を振ったのに?」

と思われる方もいるかもしれませんが、逆に雪菜こそ、孝宏に対し

「春希君に伝えてあげて」

って言いそうじゃないですかね。

 

そんなわけで私は「孝宏、亜子の彼氏説」は推していきたいと思います。

ccの雪菜ルートでその後の孝宏が出てきそうだと勝手に予想しているので、その時にまた何か亜子に関するヒントがあればよいのですが。もしかしたら小春ルート以外でも小木曽家特有の運命力で亜子と付き合っているかもしれませんし。

 

最後の方は話がずれましたが、今回はこの辺で。

実はお気づきの方もいらっしゃるとは思うのですが、私は臭い物に蓋をしています。

こんな言い方は些か失礼ですが、まあ雪菜のことです。

「かなりよかったです」

みたいなコメントを毎回していますが、枕に

「(まあ雪菜に関して考えることを放棄すれば)かなりよかったです」

とついていることを想定していてください。はやく雪菜ルートをプレイしたいです。

 

次回は少し日が開くと思うのですが、麻里ルートの感想を予定しています。

 

それではまた。

 

次記事:

kanzaki773.hatenablog.com

ホワイトアルバム2をプレイしていく(千晶編)

前記事:

kanzaki773.hatenablog.com

 

ご無沙汰しております。忍野です。

この記事では前回に引き続きホワイトアルバム2をプレイした感想を書いております。

 

今回は千晶編ということで、千晶ルートのノーマルエンドとトゥルーエンドの両方の感想を述べさせていただきたいと思います。

 

今回はネタバレなしのパートと、ネタバレありのパートの2つに分けて進めていこうと思います。

 

 

ネタバレなし感想

和泉千晶は主人公と同じ大学のゼミが一緒で、同い年のキャラクターになります。

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和泉千晶

真面目でほぼすべての単位が優の主人公とは違い、千晶はいつも気まぐれでダラダラしており、ゼミにも顔を出しません。しかし主人公とは気の置けない関係であり、言ってしまえば主人公はいつも千晶に引きずられています。

 

千晶のレポート提出がとっくに期限を過ぎており、それを手伝うことになった主人公。夜飯まで作らされます。

その過程で千晶を「泊める」「泊めない」の選択肢などが出てきます。

 

忘れたくても忘れられない大恋愛をしてきた主人公は、千晶と関係を深めていき、最終的には肉体関係をもって、千晶によって心の傷を癒されていきます。

 

最終的に千晶とどうなっていくのか、というところは皆さんの目で確かめてみてください。

 

プレイした感想ですが、まず当然ですが、千晶ルートはノーマルエンド→トゥルーエンドの順番にプレイするのがおすすめです。

千晶ルートは総じて言わせていただくと面白かったです。他のルートをやっていないので現時点での感想にはなりますが、比較的ストレスをためることなくプレイすることができました。

プレイしているときのリアルタイムの感想としては、

 

ノーマルエンドプレイ中:

「うーん、、まぁ主人公がそう思うのもしょうがないよね」

ノーマルエンドクリア後:

「え、これで終わり??そんなことある?!」

トゥルーエンドプレイ中:

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

トゥルーエンドクリア後:

「なるほど、まあええんちゃうか?」

 

という感じでした。

以上からもお分かりいただけるように、ノーマルエンドをプレイした後にトゥルーエンドをプレイすると心を痛めつけることができます。ノーマルエンドでは語られなかった内容(物語の裏側)がトゥルーエンドで語られるということですね。

ノーマルエンドの終わり方があまりにも「??」となってしまうので、これからプレイする予定の方々においてもトゥルーエンドは絶対にプレイすることになると思います。

 

というかトゥルーエンドをプレイしないと主人公が報われません。

そしてトゥルーエンドをクリアしないと千晶が報われません。

 

こういった構造になっています。ネタバレなしで語れるのはこの辺りまででしょうか。

 

ネタバレあり感想

ノーマルエンドの方からリアルタイムに感じていたことを書き記していきたいと思います。

 

まずですが、おすすめルート的なサイトを除いていた私は

「とりあえず千晶ルートからやってみるかな~」

という気分でサクサク選択肢を選んでいきました。

もちろん最初の、千晶の印象についての選択肢は

「なんとなく心地いい」

を選びました。

途中のほかのヒロインに関する選択肢も自分の主観から、各ヒロインに対して優しいものを選んでいきました(例えば小春を送ったり、麻里の仕事を引き受けたり、といった感じです)。

 

しかしプレイしていく過程で、

「あれ、これって雪菜ルートなんじゃね?」

と思い始めました。WA2をクリアした皆さんならお分かりかもしれませんが、クリスマスに雪菜とデートすることになり、久しぶりのキスまでするあのシーンです。

「ccの雪菜ルートは最後にしとけ!」

的なご意見を数多く見ていたので、あわてて攻略サイトを参考にしながら雪菜に対しての選択肢をすべて冷たいほうに変え、セーブ&ロードをして何とか千晶ルートにもっていこうとしました。

 

ところが結果は変わらず雪菜とクリスマスデートからのキス。

ここで自分は気付いたんですよね。

 

あれ、closing chapter(以下cc)のすべてのルートにおいて雪菜ってかなり苦しまされるんじゃね?

 

と。まあトゥルーエンドまでクリアしている自分としては、

雪菜が苦しむ=春希が苦しむ

という構図を知っているので、そこは主人公もかなりメンタルがボロボロになって最終的にどのヒロインを選ぶか、という選択肢につながっていくわけなのですが。

 

そして千晶を逃げ道にして、依緒から怒られるようなアレコレをしますよね。

 

しかし最後には武也からスキーに誘われ、

「え、千晶はどうなるの?」

と思っている間にノーマルエンド。さすがの私も

「これ俺のホワイトアルバム2だけもしかして壊れてる?」

と思いましたね。

 

このままではスッキリしないので、これは流石にトゥルーエンドやらねば、と思いプレイ。

 

結構頻繁にスキップモードを使いました(スキップモードを使うべきか否かにおいては、経験者様からのご意見をいただきたいと思いますが)。

 

最初の選択肢を

「苦手だ、こいつ」

にしないと千晶のトゥルーエンドに行けないのは流石にプレイヤーの心を見透かされ過ぎてますよね。

 

最初の違和感は小春を説得する千晶のシーンで、千晶がガチ泣きしていた場面。

「あれっ、千晶って最初からそんなに春希のこと好きだったの?」

と思いました。愚直ですね。

次の違和感は晶子として雪菜の目の前に登場するシーン。これはノーマルエンドの時から露骨な伏線もあり察してはいたのですが、教室の外で春希と武也のやり取りを聞いていた千晶が雪菜を合コンから逃がしていましたね。ここでサクランボの茎を口の中で結ぶ特技を披露していた千晶。

「これってキスのうまさに通ずるところあると思うんだよね~」

的な発言。ノーマルエンドを終えていた自分としては、

「あれ、千晶って処女だったよな?」

と感じました。

そこからはノーマルエンドと同様に話が続き、武也から「瀬能千晶」という名前を耳にします。

気をつけろってなんだよ、と思いつつもまさかの方向に。

 

千晶は演劇部きっての天才であり、どんな演技もお手の物であるということ。

 

ここで先に挙げた2つの違和感に対して納得できました。

前者はただの演技であるということ。後者はのちにも語られますが、演劇のためなら何でもしてきた千晶ならではのキスの経験値に基づくということです。

 

そして千晶は付属出身で春希たちのバンドのファンであり、次の演劇であの3人の関係性を描くために春希に近づいたことが明かされます。

 

春希の激情のシーンでは自分も

「この展開は流石に読めんでしょww」

と思いました。

 

しかし春希もあり得ない経験をしてきた猛者であり、面構えが違いました。

なんと千晶のことを心の奥では許していましたよね。なんなら春希が辛いときに心の拠り所になってくれたことに対しての感謝の気持ちまでも持っていましたよね。

 

そんな中、ある人物が千晶とタイマンを持ち掛けます。

 

雪菜です。

 

雪菜は依緒たちの助言があったか覚えていないのですが、晶子=千晶に気付きます。

そしてあのバトルはとても見ごたえがありましたよね。

「いや雪菜、お前最強かよ」

と思いました。天才演者の千晶は前情報を持っていないどのキャラも騙すことのできる、ほぼすべてのキャラの天敵ポジであるのに対し、雪菜は千晶の天敵なのか?と思うほどの展開でした。これはintroductory chapter(以下ic)でも感じていたことなのですが、良くも悪くも雪菜は他人の感情面に対しての洞察力と、「明らかにわざとでしょ!w」と思うほど見てはいけないものを見てしまう運命力を持ち合わせていますよね。

 

このバトルが理由で千晶は、雪菜に対して考えていたビジョンが狂ってしまいます。

結果的に雪菜は千晶と春希をくっつけるトリガーになってしまうんですよね…

「だって私の演技、完璧だったでしょ…?」

というセリフには流石に鳥肌が立ちました。

 

千晶は脚本制作と舞台稽古に追われて、体調がどんどん悪くなっていきます。

座長に対して、

「妊娠した」

と言ったシーンは、恥ずかしながら不意を突かれた気分でした。

まさか中〇し全開のエロゲにおいてそんな展開アリなのかよ!と、プレイヤーの先入観を利用した手法だったので感服でした。このゲームが神だといわれている理由の一つをまた発見した瞬間でした。

 

そして千晶は春希に対して圧をかけに行くのですが、春希と雪菜の間に肉体関係がないことを知ります。

プラトニックであれかよ」

という発言がありましたが、本当にその通りだ

これも心理描写に重きを置いているWA2ならではですよね。

千晶は切り札としていた「妊娠していること」を春希に告げることなく、春希の部屋を後にします。

 

春希が雪菜と公演を見に行くシーン。ここも前の記事で述べた「あとだし」がありました。

公演の最後にカーテンコールがなく、千晶が倒れてしまったことを主人公が知り、同時に実際は妊娠していなかったことがプレイヤーに知らされます。

 

そしてプレイヤーは、千晶が春希に会いたいと思っていることがわかります。

 

千晶は春希に捨てられた(完全に冷めてしまった)と思っていたために、春希と自分(千晶)をつなぎ留めておく数少ないの選択肢である"切り札"を使わなかったのですね。

しかしここがWA2のまたヤバいところ。なぜならこれって、千晶も春希のことを考えての行動なんですよね。

 

そして南末次駅での再会。後出しで「春希が雪菜を振ってきたこと」が明かされます。

正直ここはキツかったですね。

「さよなら、、、私の、、、」

という雪菜のセリフを聞いたときは胸が痛かったです。

あの読点には何が入っていたんでしょうかね。いろいろ考えて思いつくことと言えば

「青春」「恋」「思い出」「かずさ」

などでしょうか。どれも違う気がします。電車に乗る雪菜が泣いていたので、「心の傷」などは違うのかなぁと。ここは忘れていなければ全ルートをクリアしてからの記事で考察したいと思います。

 

半年がたち、春希が千晶と幸せに暮らしているシーンで終了。しかし春希の心の奥には未だ癒えない、癒えさせてはいけない傷があるのだ、と。

 

最後の感想ですが、まあ武也と依緒に申し訳ないなぁと。彼らはccにおいて春希のことを第一に考え、雪菜とどうにかしてやり直せないか、と奔走してくれました。

 

全体をプレイし終えて、このルートは予想していたほどメンタルには来なかったな、と思いました。

他のルートをプレイしていく過程で、記事の最後にキツかった順を書いていこうと思います。

 

それではこの辺で。

 

次記事:

kanzaki773.hatenablog.com

ホワイトアルバム2をプレイしていく

前記事:

kanzaki773.hatenablog.com

 

 

ご挨拶

お久しぶりです。忍野です。

最後に記事書いたのが4年前とかで本当にここ最近忙しかったのだなぁと実感しております。

 

というのは冗談で、4年前は私情ですが浪人生をやっておりまして、何の報告もしないまま某国立大学に進学し、現在4年目に突入したわけであります。

 

私の進捗といたしましては、理系で情報系ですので研究室の方もゆるく、また高い志があるわけでもないのでかなり怠惰な生活を送っております。

 

今まで上げていた記事に関しましては、人気韓国アイドルグループのBTS(防弾少年団)が世界的に大ヒットしたあたりから

 

なんか俺から離れて行っちゃったなぁ…

 

とか恥ずかしながら思いまして、それ以降SEVENTEENにドはまりしています。

ちなみにヒョン3人衆が好きです。そこらへんはおいおい話すとして(シランケド)

 

音ゲーの方は今は完全にボルテ一本です。まあこちらはEXCEED GEARに入ってからクリムゾン(VF19.000↑)に到達し、今現在この記事を書いている段階ではVF19.295で、緩やかに成長している感じですかね。LV18のSクリが70曲くらい(覚えてない)、うちUC2つ、LV19の鳥プラ以上が22曲、Sはまだないって感じですね。こちらは特に気になったりしたことがあれば随時更新していきます。

 

そんなこんなで大学に入ってから一人暮らしを始めて、ゲーミングPCなるものを買ったんですよね(去年のこの時期です)。

最近ハマっていることといえばゲームくらいなもんで、ここ最近よくプレイするのがAPEX LEGENDSと原神(Genshin Impact)です。

 

エペに関しては今シーズン中にダイヤ行けるかな~ってくらいの実力です。

原神は特にハマっていて、始めて1年経ってないんですが冒険ランク57、深境螺旋12-3を*36クリアできる程度にはやりこんでいます。

 

いつかエペや原神の記事書きますので詳しいことはまたその時。

 

本題

さて、遅ばせながら本題なのですが、ギャルゲーなるものをやってみようかな、と思うようになりました。まあこれは単純な好奇心からくるものもあったのですが、「鬱ゲー」まとめ的な動画を割と好んで見ていた時期があって、鬱ゲーって大体ギャルゲーなんだなぁ、と知っていたこともあり、せっかくPC持ってるし一人暮らしだしやってみるかな、と思ったわけです。

 

その中でも興味を持ったのが

ホワイトアルバム

という作品でした。理由としましては以下のようなレビューを散見したためです。

・これほどまでに完成されたエロゲは存在しない

・ストレスで胃に穴が開く

・今まででやってきたどのジャンルのどのゲームよりも面白かった

グロ描写などが一切ないのに心が痛む

 

こういった意見をみて興味がわかないわけがありません。

特にグロ描写がないのに~というレビューが決め手でした。個人的にグロは苦手ではないのですが好んでは見たくないので…

 

さて、どこから購入したものかな、と思い調べてみると現在はPS3版やEXTENDED EDITIONなどを購入するしかない(?!)となっており、「おいおいDISC入んねぇぞ俺のPC」などと慌てていたところ、DL版を発見。しかし現在は某大手企業に独占販売されている状況らしく、やむなくFANZAアカウントを作成し購入。やっぱりゲームはDL版に限りますね。

 

 

ここまで読んでいただいた方に申し上げておきたいのですが、この記事は

"すでに原作をプレイ済み"

の方向けになります。もちろんネタバレは避けますが、私としては、かつてプレイした方々が

「ああ、そんなこともあったなぁ、君はどんな風に感じたのかね?」

くらいの気持ちで読んでいただくものだと思っています。

まったく情報を知りたくない未プレイの方は、申し訳ないのですが、お引き取りいただいた方がよいでしょう。

 

 

早速プレイしてみました。

この記事ではintroductory chapterまでの感想になります。

 

まあ一言でいえば神でした。

 

序章からいいパンチかましすぎでしょう、このゲームをまだまだ遊べるなんて最高だな、と思いましたね。

特になんといっても曲が神です。YouTubeで何度も再生しています。ただし未プレイの方は絶対に今聴くべきではありません。おそらくプレイ後にヘビロテしているでしょうし。

個人的にはやはりあの演出が、、と言い過ぎるとネタバレになってしまうので軽く説明すると、

学園祭のバンドで演奏していた3曲のうち、3曲目だけは最後までタイトルが明かされないのですが、、、

という神演出がありまして、もう悲痛な叫びしか出てきませんでしたね。

心に残っている細かい箇所は山ほどあるのですが、総じて言えることは「あとだし」が多いことがこのゲームを神たらしめているポイントだと思っています。

主人公の気持ちまでも後出しにするシーンがあり(ライブ後、雪菜といろいろあったことをかずさに話しに行くシーンの最後です)、プレイしている自分が「実はこうなんじゃないの?」と思っていただけのことの答え合わせを無理やりさせられ、「……っすぅー」みたいな反応しか出てきません(いい意味で)。

またicで回収しきれていない伏線があるので、それがどんな風に回収されていくのかがとても楽しみです。

 

これからどうなっていくのか、ありがたいことにDL版では続編のclosing chapterまで遊べるらしいので、すぐに続きをやりたいと思います。ちなみにccの千晶ルートは両方とも終えているので、時間があればすぐに記事にしたいと思います。

 

それではこの辺で。

 

次記事:

kanzaki773.hatenablog.com

或帝滅斗の受かり方(VIVID版)

前記事:

https://kanzaki773.hatenablog.com/entry/2018/05/11/012658

 

お久しぶり、というか大変長らくお待たせしました。忍野です。

年始から昨今まで大変忙しく、記事を書く時間すら(いや書くなら内容濃いものが良いので)とれませんでした。ごめんなさい。

 

さて、今回はSDVX(サウンドボルテックス)の記事になります。

 

前回の記事でもスキアナ十一段【或帝滅斗】に関しての記事だったのですが、今回はVIVID版になります。

 

ところで、語り手の実力指標として私忍野のVIVID版スキアナの結果をご確認ください。

 

第1回 Aコース

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第1回 Bコース

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第2回 Aコース

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第2回 Bコース

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第3回

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こんな感じです。ギリギリの後光或帝滅斗ですね。今回は100%(合格)基準、160%(後光)基準の2通りお伝え出来ればと思っています。

 

第1回 Aコース

・100%基準

2曲目のオニユリでゲージを削られないようにすることが大切です。オニユリ白はやり込むほど簡単になる譜面なので要練習。3曲目の虹亀のラストが耐えられないようだとまだ合格できないと思ってください。合格難易度は第3回までの全コースの中で1、2番目に簡単だと思います。

・160%基準

黒白癖ついてる人多いと思うので、最悪ハイスピを上げてみると良いかもです。オニユリは稼ぎ所、975前後取れるとベストだと思います。虹亀は955程度で安定していると160%いけると思います。

 

第1回 Bコース

・100%基準

2曲目のGERBERAがとても難しいので1曲目の時点で80%以上ないと厳しいかもです。GERBERAはクリア安定していることが最低条件だと思います。つまみ1、2本外しても大丈夫だと思います。3曲目のスノスト重は難所を餡蜜で取り、あとはつまみを外さなければ耐えられると思います。全体だと2、3番目に難しい回だと思います。

・160%基準

1曲目は980欲しいですな、18にしては簡単です。スノスト安定してない、という方はGERBERAの方を安定させましょう。具体的には960程乗せられると良いと思います。980、960なら940まで妥協ラインなので後はスノスト重耐えてください。(なお自分…)

 

第2回 Aコース

・100%基準

前回書いた記事の「第4回 Aコース」を参考にしてみてください!

リンクはページの1番上に貼ってあります。

・160%基準

恐らく後光基準では1番難しい回です。これといって高得点が狙える曲が無く、960平均を狙いに行く回だと思います。

End to endはノーツ数が少なくニアがあまり許されません。2曲目のLegenD.はノーツ数的にも高得点が狙えると思います。好き嫌いの激しい回なので、特に癖がついてしまっている人は、一気に50くらいハイスピ上げてしまってもいいかもしれないです。

 

第2回 Bコース

・100%基準

前回書いた記事の「第4回 Bコース」を参考にしてみてください!

リンクはページの1番上に貼ってあります。

・160%基準

キュリオシティ960は安定したいですね。1曲目のGEOMETRIA取れるなら何にも問題ない回だと思うのですが、高得点取れない方は自分同様、2、3曲目で965あたりを取りたいところです。

 

第3回

・100%基準

2曲目は最後の片手裏拍を練習してみてください。あそこミスると一気にゲージが持っていかれてしまいます。3曲目はハイスピをあらかじめ後半の170〜180に合わせるか、途中でギアチェンするかです。クリア安定してないとキツいかと思われます。多分全体で1番難しい回かと思われます。

・160%基準

3曲目が19の割に難しくないので下手すると960取れてしまいます。個人的にはギアチェンを強くお勧めします。1曲目は簡単で980あればベスト、2曲目もそこまで難しくないので950は欲しい感じになります。もしかしたら合格基準の割に、後光基準では1番簡単な回かもしれないですね。

 

 

いかがだったでしょうか。ノーツの取り方に関する質問から記事内容に対する不満まで、コメントをいただければお答えいたします。

 

今回はここまでです。また次の機会まで

サラダバーッ!

ペルソナは今作も最高!

こんばんは!忍野です。

多趣味な忍野はアウトドアな活動もとても好きなのですが、インドアな活動もいろいろやっていまして…

 

まあそんなカッコいいことは何もなくて、アニメが好きなんですよ笑

 

今期は忙しくてあまり観てないのですが、前々から気になっていた「ペルソナ5(以下p5)」はちゃんと観ています!

 

忍野はペルソナ4(以下p4)から観はじめた、要は新参者なんです。しかも先に観たのはゴールデンの方でした笑笑

原作も未プレイでしたが、作中のキャラが個性的だったのと、ほのぼのとした日常シーンがとても気に入ってしまいました。当時某アニメサイトでp4無印の方もイッキ観して、ラジオドラマなんかもTSUTAYAで全巻借りてきたりして、めっちゃハマってたわけです。

そんなこともあってp5にも興味があったのですがゲームのリリース当初は「雰囲気がp4と違うなー」と感じて、なかなか近づけないでいました。

しかしアニメ1話を観たところ、

 

「これだ!ペルソナだぁ!これだよこれ」

 

と秒で引き込まれてしまいました笑笑

やはり独特な作画のタッチなんかに惹かれるものがあるのでしょうね。欠かさず観ています。

そして何より声優陣!毎度毎度どんだけ豪華なんですかね…お金が(ry

 

今作は「イセカイナビ」とよばれるスマートフォンのアプリを介してペルソナやシャドーと接触します。前作はテレビに入っていましたよね!とてもビックリしたので今でも強く覚えているのです笑

p4のリリースが2008年だったこともあって、今作は現代化が進んだ感じ(?)ですね!

 

ここからは軽くあらすじがてら、ストーリーに触れていきます。かるーいネタバレがあるかもしれないので、一応ここからの閲覧は自己責任ということでお願いします笑

 

1〜4話にかけて学校内での出来事でしたが、話がいきなり重過ぎですよね笑

主人公は何か過去に暴力沙汰を起こしていて、学校に編入する際も先生や同級生にウワサされていました。「近寄らんとこ…」みたいな目で見られていてちょっと可哀想でした。それだけに竜司(p4の陽介ポジションの子)が友達になった時はホッとしました笑

過去の暴力沙汰に関しては「過失(正当防衛的な)だった」くらいで詳しい描写は無かったですよね。今後明かされていくかもしれませんね。

 

現在の学校でも先生による体罰とかあるんでしょうね〜

生徒は自分が悪いと思い込んでしまい、周りにも相談できなくて自殺に追い込まれてしまうパターンが多いですよね、よくニュースにもなっていたりしますね。自ら命を絶たせるとか本当にタチが悪いですよね👎

 

ちょっと話が逸れましたが、1話冒頭にカジノみたいなところに強盗が暗躍するシーンがありました。その後主人公が警察に捕らえられて激しく尋問されていましたね。

この尋問シーンと学校生活のシーンが交互に映るのですが、最初のうちは時間関係を捉えるのが難しいですよね笑

恐らく「心の怪盗団」として活躍していた主人公が捕らえられて、尋問の最中に回想しているのだと思いますが…今後の解答を待ちましょう笑

 

5話で怪盗団に「The Phantom」というカッコいい名前が付きましたね!

 

ベルベットルームはガラッと変わって牢獄風になっていましたね。看守がとても可愛らしかったですね!(豊崎さんは癒し)

 

そんなわけで、まだまだ始まったばかりのp5a。高校生探偵の明智くんとは今後どうなっていくのでしょうか?まだ的か味方かは定かではないですよね。また「まだらめ」とかいう気になる名前も出てきましたね。今後の展開に期待です!!

 

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